朝日新聞の「死生観」に関するアンケート「死に備えて準備しておきたいことは?」の回答結果から、今回は「身の回りの整理と処分」について見てみます。
身の回り品の整理と処分・・・・61%
延命治療の意思表示・・・・・・52%
脳死での臓器提供の意思表示・・35%
葬式や墓の形式の意思表示・・・31%
遺言状の作成・・・・・・・・・19%
死を知らせたい人のリスト作り・12%
自分史の作成・・・・・・・・・3%
※複数回答「その他・答えない」は省略
出典 資料:朝日新聞「死生観」に関する全国世論調査
身の回り品の整理と処分(61%)
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書類や証書、連絡先を整理する
運転免許やパスポート等の公的証明書や、通帳や権利書関係、公共料金等の支払いにつかっているもの等の整理。特に保険証や各種年金手帳、確定申告関連書類に関しては、一箇所にまとめておくとよいです。
また死亡連絡のために、親族や知人・友人等の連絡先を一覧にまとめておくとよいです。
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資産価値のあるものの整理
資産と言うと、不動産や株券、各種権利証・預金通帳等を思い浮かべます。その他にも貴金属や骨董品など財産価値があるものがあります。鑑定書等がある場合は、それらをきちっと一覧にしておくことがよいです。
・記念品となるものならないもの
アルバムや着物、収集した趣味のもの等、誰に何を持っていてもらいたいのか、処分していいものなのかを一覧にしておくとよいです。やはり思い入れのあるものの処分に関しては、残された人たちは迷ってしまいますので。
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不用品
1~3に該当しない使う予定がないものについては、処分しておくことがいいです。物品が多くあると、その処分に残された人たちが苦労してしまいます。
以上、「身の回りの整理と処分」についてみてみました。
実はわたしの部屋は、荷物にあふれています。汚部屋まではいっていませんが・・・
普段から少しずつ整理整頓に心がけようと、この記事を書きながら思いました。
今回もお読みいただきありがとう御座います。
次回は、「延命治療の意思表示」について記載いたします。