AISASは、2004年に電通が提唱した“インターネットにおよる購買行動”についてのモデルのことです。(AISASは、2004年に電通が商標登録)
インターネットの普及とともに、購買行動パターンにも変化がおこりました。
それまでであればテレビCMなどのマス広告をみて消費者が行動を起こしていました。AIDMAモデルをみても、各段階の消費者にどのようにアプローチするかということが課題でした。
これは消費者が受身の姿勢です。
しかしインターネットの普及により、“消費者みずからがGoogleやyahoo等を使って検索して調べる”というパターンが急増しました。
消費者が興味や関心を持った製品やサービスについて、消費者が“購入前に検索して調べます。
「ググる(Googleで検索する)」という言葉が市民権を得ているように、消費者が調べて購入を判断するということは当たり前の時代になりました。
AISASモデル
AISASは、インターネット普及以降の購買行動の特徴として、消費者は購入前に「Search(検索)」して、購入後には「Share(共有)」するという2つのプロセスを想定したいます。
多くの消費者は、商品やサービスを購入する前に、「ググって」自ら調べます。
スマホの普及率も急増している現在においては、それが普通です。もちろん、コンビニのおにぎりとかお弁当とかは、いちいち検索して調べてから買いにくとゆうことはありませんが、その他のもの(話題になっている商品・サービス,美味しいお店等)は、ほぼみなさん検索をしますよね。
検索で調べてからその商品・サービスを購入します。
ここで、購入しておわりでしょうか。
いや、終わりではありません!!
SNS(facebook,twitterなど)、買ったもの・受けたサービスを掲載して共有(シェア)する人多いです。
SNS上で共有すると友達のタイムラインにも表示され、それを見てその商品・サービスを友達も買ってみたい・受けてみたいと感じます。
“知り合いがシェアしている=口コミしている”ことは、非常に信頼性が高く、商品・サービスを購入するためのハードルがぐっと下がります。
まとめ
マーケティング戦略として、インターネット対策は非常に大切です。
とくに、Googleやyahoo等の検索エンジン・SNS対策です。
ホームページを持つことは大前提ですが、そこに繋げるための導線をあらゆる方法で構築していかなければならず、特に動画広告市場は2015年前年対比約162%増加の506億円に達しています。
⇒マズローの法則(マズローの欲求五段階説)と「顧客ニーズ」の関係