朝日新聞の「死生観」に関するアンケート「死に備えて準備しておきたいことは?」の回答結果です。

・身の回り品の整理と処分・・・・・61%

・延命治療の意思表示・・・・・・・52%

・脳死での臓器提供の意思表示・・・35%

・葬式や墓の形式の意思表示・・・・31%

・遺言状の作成・・・・・・・・・・19%

・死を知らせたい人のリスト作り・・12%

・自分史の作成・・・・・・・・・・・3%

※複数回答「その他・答えない」は省略

出典 資料:朝日新聞「死生観」に関する全国世論調査

2011年全国平均争議費用額は137万円だそうです。

しかしこれは数年前の平均額です。最近では、葬儀自体が年々小規模化し、低価格化が進んでいるようです。そして多くの業者が参入しているため、低価格でもいいサービス・低価格で質の悪いサービス、高価格だが質の悪いサービス等、様々なパターンが存在しているのが現状と考えられます。

「葬儀をどうするのか?」について亡くなってから準備するのでは、やはり葬儀を請け負う会社の言い値になってしまいますし、「サービスや費用の比較検討ができないまま葬儀自体が終わっていた」というのもよくあることです。

また、「葬儀自体をしないで欲しい」等の希望を持つ方の割合も増えてきているそうです。

そういった点を踏まえ、ご自身の希望や家族の希望を踏まえて生前にゆっくりと準備をする方が増えているようです。

上記の朝日新聞の全国世論調査をみても、それが読み取れます。

 

さまざまな葬儀形態

葬儀といっても、様々な形態があります。

一昔前であれば、殆どがお坊さんの読経を伴っての仏式で行なわれていましたが、最近は形式などを気にしないで、“自分らしいお葬式”をする傾向が強くあるそうです。

 

・一般葬(一般的なお葬式)

・無宗教葬(自由葬)

・お分かれ会

・家族葬

・自然葬(海洋葬・樹木葬・宇宙葬)

・宇宙葬

・一日葬

・直葬・火葬式

 

今、どんな葬儀があるの??話題の葬儀は… 

 

お墓

 先祖からのお墓がある場合は問題も少ないですが、今お墓が無いという場合は、様々な準備が必要です。墓地の形態から墓石の形等、多岐にわたります。

 現在は、死後同じ墓に入る“墓友”という形態も話題になってるそうです。

 墓地は、どんな形態があるの??(12月15日にアップします)

今、「墓友」作りが活発!?(12月16日にアップします。)

 

まとめ

葬儀やお墓については、元気なうちからじっくりと家族や親しい人と話しあうことが大切です。旅立った直後に全てを実施することは本当に大変ですから。

自分がどのように送られたいのか、葬儀には誰に来てもらいたいのか、ご自身の希望をしっかりと伝えてください。

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